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 ラブ・ヘタリアを掲げ、大英帝国最愛につき時折暴走注意!な                                                 乙女(腐)テッラの妄想吐き出しブログです☆(期間限定?)
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いや~、良く寝た!気分最高!

・・・すいません、いきなり妙なテンションで・・・
最近学校で小テストが大量だった所為で中々睡眠取れて無かったのですよ・・・

でも、睡眠ばっちり取れたので今日は、気分良いですよ!
そして、できれば今日2本か3本小話上げられたらな~と思ってますww
英のシリアスとか、甘い仏英とか・・・(結局それか!!)

うん、何やってんだろうね受験生!!
自覚してるのか?! はい、一応。
やる気有るのか?! ・・・はい
中間まで一月切ったぞ!! マジで?やっべ!

ってな訳で、管理人受験生なのでそのうち更新スピード落ちるやも・・・
だから今のうち色々アップしちゃおうと思って・・・(勉強しろ!)
いや、ホントに勉強嫌い・・・
でも、世界史大好き・・・何故なら半分以上趣味だから!!
















誰もいない、暗い暗い森の中


俺は何時もさまよい歩いていた


弓矢を持って追いかけてくる兄達から逃げる為に・・・・・








『走馬灯にはまだ早い』








<イギリス大丈夫?>
「平気だよ。ごめんな?何時もうるさくして・・・」
<気にする事じゃないわ。貴方はもう少し甘えるべきよ。>
「甘える?・・・・・誰に?」
<私達になら何時でも!>


「ありがとう。頼りにしてる。」










「じゃあ、そろそろ戻らなくちゃいけないから・・・」
<また来てね?>
「ああ、必ず。」




何時でも俺の味方をしてくれる大事な友達
少しいたづら好きなところもあるけど
俺が兄さん達から追われていたらすぐに助けてくれる




そんな良い連中に囲まれているのに





俺の中はこんなにも空っぽで・・・








城に戻ったところで俺に出来る事など何も無いのに・・・

ただ近々大きな戦いが有るらしいという事ぐらいしかわからないのに・・・




俺は幼いとは言え国だから上司の命令には逆らえないし、
文句を言う事も許されてはいない。






支配者階級に良いように扱われるだけの俺は
一体何の為に存在しているのだろうか?








どこに行こうと俺は独りだ










それだけは永遠に変らないはずの俺の真実だった










「 ス、   ギリ      イギリスッ!!」
「・・・・・あ?」
「起きたぞ日本!どうしたら良いんだ?!」
「ああ、駄目ですよ揺らしちゃ!傷に障りますから!」



・・・・どう言う状況なんだ?



「よう、死にぞこない。」
「・・・・何でお前までいやがる。」
「ごあいさつだなぁ、おい。
 お前が撃たれたってんで暴走しかけのアメリカ取り押さえんのに
 駆り出されたんだよ。」
「・・・・・ほぉ。」
「興味無さそうだなお前・・・まぁ、良いけどよ。っつーか真面目な話どうなんだ?」
「?・・・・何がだ?」
「傷だよ、傷。結構深くやってたらしいぞ?
  ドイツん所の医者どもが大慌てで治療したから治ったものの
  もう少し遅かったら手遅れになってたとさ。・・・お前ホント悪運強いなぁ」
「・・・・・・・・・・・・」





なら、さっきまで見ていたあれは?


夢・・・か?ああ、もしかしてあれが所謂走馬灯ってやつだったのか?

過去を振り返るって話らしいが・・・ろくな記憶じゃなかったな。







どうやら振り返るにはまだ早すぎるらしい







振り返るな。進め。





俺に刻まれた数多くの歴史が叫ぶ。





お前は進まなくてはならないんだ。

例えそれが幾千万の血に彩られた道であろうとも。

お前はまだ・・・






「・・・お前やっぱ寝とけ!」
「いきなり何だよ・・・っつーか今まで寝てたようなもんだから寝れねぇよ。」
「いやいや、お前ならいける!」
「意味わかんねーよ・・・」
「・・・顔色悪すぎ。とっとと寝てくれ頼むから・・・お前に何か有るとアメリカが暴走するって自覚しろよ、いい加減。」
「何でアメリカがそこで暴れるんだよ?・・・・・寝るにしてもうるさすぎて寝れねぇって。」
「おーい日本、アメリカ。こいつ寝るから静かにするか外出るかしてくれ!」
「あ!てめっ、」
「あ、はい!すいませんイギリスさん。うるさくしてしまって・・・」
「え、あ、いや・・・わざわざ悪かったな、こっちまで来てもらって・・」
「イギリス!本当にもう大丈夫なのかい?」
「ああ、平気だ。お前も自分の所に戻ってさっさと仕事しろよ。」
「もちろんさ!」
「ほら、アメリカさん!イギリスさんのご迷惑になるからそろそろ行きましょう?」
「わかったよ。イギリス!また来るからな!!」
「ああ、待ってるぞ。」

バッタン

「・・・・・・・・・・」
「おつかれさん。」
「お前は出ねぇのかよ・・・」
「お前の看病役を仰せつかってるからなぁ。」
「必要無ぇ。帰れ。」
「お前ね・・・」
「・・・・・・・お前だって疲れてんだろうが、」


俺と同じ期間戦場に出ていて疲れないわけが無い


「俺の方が体力有るからな。お前みたいなお坊ちゃんとは鍛え方が違うんだよ。」
「馬鹿体力め・・・」
「なんなら今からでも軽く運動シマショウカ?」
「阿呆。こっちは怪我人だっての。」
「あーそういやそうだったな。」



マジで馬鹿だ、こいつ。
・・・何か安心したら眠くなって来た・・・な・・・・



「イギリス、眠いんなら我慢すんなよ。」
「・・・・ん・・・・寝、る。」
「おー、オヤスミ」










誰もいない、暗い暗い森の中

前も後ろも、右も左もわからないけど

進んで行くよ







僅かに見えるあの光が


栄光へと繋がる確かな標であると信じて









―fin―



 あとがき

  捏造爆発!この話だとWW2の後にさらに何らかの戦争が有って、
  そこで英が怪我して気を失ってたって設定になりますね~・・・
  また、英寝てるよ・・・これは私の欲望の表れなのか?!
  最初は英だけの独白にしようと思ってたのに気付いたらなんか色んな人が
  出ててびっくりですよ!おかしいな~?
 

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