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 ラブ・ヘタリアを掲げ、大英帝国最愛につき時折暴走注意!な                                                 乙女(腐)テッラの妄想吐き出しブログです☆(期間限定?)
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世界史でやったばかりの内容をさっそく小話にするあたり
もう、手遅れって感じがヒシヒシとします・・・

でも、止めないっ!
だって、1日でも妄想しなかったら息出来なくなる!
マグロだって泳ぐの止めたら死んじゃうじゃん?!
あれと一緒だって!!(お前は回遊魚か!!)

ハイ、馬鹿な事言ってないでアップしますね。うん。















『償い』








「人の代わりとなる労働力が有ればここまで苦労する事は無いのに・・・」

そう言ったのは誰だったか・・・









気がつけば俺達の周りは機械に囲まれていた


人の代わりになる労働力の誕生





いずれは世界に破滅をもたらすであろうソレの誕生に
人々は狂喜した・・・





しかし、人の代わりになれる。と言う事はつまり、



人は必要でなくなると言う事。






「馬鹿だ。何でそんな事に気付けないんだ・・・!」


人はその事実に気付く事ができなかった



だからと言って俺にそれが止められたか?
無理だ。俺には出来なかった



自由を求める人々の悲痛な叫びを止めたかった・・・

例え、その先にさらなる闇が立ち塞がろうとも

『今』の彼等に少しでも良い、幸せを与えたかった



だから、あえて俺は黙って機械が造られていくのを見守った・・・
こうなる事も解っていたのに









最初は本当にただの機織機だったんだ・・・


しかし、ソレはあっという間に改良されていき・・・
気付いた時には、動力を使用すれば人がいなくても動く代物となっていた

つまり、人を必要としない『機械』の誕生






機械化する事、工業化する事
農業の発達、動力の発達






人々はこれを『産業革命』と


そう呼んだ










誰も追いつけない、世界を見下ろす場所。
そこに辿りつくのが余りにも早すぎた



俺はきっとすぐに追いつかれるだろう
例え今、どんなに高みにいようとも






だって世界は移ろい行くものだから




一人の支配者など必要としないのだ




それでも、俺は俺の民を守る為に
なれる筈も無いただ一人の支配者になってみせよう









それが俺の償い









―fin―



 あとがき

  予告通り英のシリアス独白です!
  産業革命時の英は本当に世界のトップを独走状態だったらしく、
  そんな英は機械が世界に与えるであろう衝撃を知っていたのでは・・・
  って妄想が授業中から止まらなかったんですよ;;;
  では、何時も通りここまでお付き合いありがとうございましたv

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