そー言えば・・・

下の二つのお題小話、仏英とか言ってるのに兄ちゃん出てきてなくね？！
(今気づいたマヌケがいますよー)

って訳で兄ちゃんが出てくる話をさっさと上げてしまおうと思ってます。

文章考えてる時が一番幸せです。(切羽詰ってきた受験生)


あれ？でも、これ仏英か？むしろ唯の仏＋英って感じ・・・

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03，泣き方を忘れた









「泣くかと思ってた。」
「いきなり来て何言ってやがる。とっとと帰れ変態。」
「お前があいつを失っても正気でいられるとは思って無かったなぁ」
「・・・・・悪趣味な奴。わざわざ、んな事言いに来たって？それとも、弱ってるすきに世界のトップに踊り出ようとでも？」
「まさか！まだそんなに力ねぇよ。大体お前等の兄弟喧嘩の所為でこっちも結構疲れてんだからな。」

「『まだ』？」
(ぬけぬけと良く言えたもんだなぁ？そんなにボコられたいのか？お前)

「『まだ』な。」
(いやいや、そんな事ひとっことも言ってませんよー。お前が誰か殴りたいだけだろ？それ)



・・・・・・・・・・・・



「『まだ』見逃しておいてやるよ。」
「そーかい、ありがとよ。坊ちゃんもさっさと体調治しときな！どうせなら万全の状態で潰してやるよ。」
「ハッできもしない事は口に出すもんじゃねーぞ。イタリア２号機が！」
「あ！テメッそれは言うんじゃねぇよ！」
「事実だろ！」




俺があいつの独立を認めて三日経った。
急に現れたのは常日頃から争っている競争相手国だった。

気分最悪だ。



「・・・・・・・」
「今度はなんだよ。急に黙ったりし、？！」
「お前さぁ、何で泣かないんだよ？」
「はぁ？どけよ。邪魔。」
「嫌だね。・・・別に誰も気にしやしないんだから泣いちまえよ。」
「泣かねーよ。馬鹿か。たかだかガキ一人離れていっただけで『俺』が泣けるとでも？」





『俺』は世界を牛耳る大英帝国だぞ？
弱みは見せてはいけない



そして、何より






「泣き方が思い出せないから泣けない。」